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南砺市クリエイタープラザ(桜クリエ)
2023.12.11

『かぶら寿しづくり』開催レポート

12/6(水)そして9(土)に開催した、 さくラボ『ふる里のかぶら寿しを学ぶ・作る』ワークショップをレポートします!

両日とも定員15名様が早々に満員となり、この時期の風物詩としてかぶら寿しづくりが定着しているのを実感しました。

かぶら寿しといえば、医王山を挟んだお隣・金沢市でも有名な食品です。しかしあちらではブリを使うのに対して南砺ではサバを使うのが一般的で、より海から離れた地域の特徴が出ているそうです。また同じ富山県内でも、かぶら寿しの食文化がみられるのは呉西地域に限られるとのことで、そこは金沢(加賀藩)の影響かと思うと興味深いですね。

企画へのご協力および今回のレクチャーをいただいているふる里の味加工組合さんからは、まず上記のようなお話とともに、組合の歴史やこだわりなど、この機会ならではの学びをいただきました。

そして後半は、いよいよかぶら寿しづくりの実習です。とにかく圧巻は、当日朝に組合で加工してくださった立派なカブ!丸ごとの状態からどのように切り出していくのか、少しずつ見せていただきながら進めます。さらに味の決め手になるのが糀で、これによって各社それぞれの特徴が出るそうです。今回は組合さんから門外不出の糀を提供していただき、これも貴重な機会となりました。

余裕のある大きさの容器を持ってこられた方は、自宅で材料を追加すれば糀がある限り組合さんの味で作り増すことができるそうで、皆さん出来上がりを楽しみに持ち帰られていました。

かぶら寿しをはじめとした南砺市の名産品は、『南砺の逸品』としてブランディングを進めています。桜クリエではその魅力に触れていただけるよう、今後も体験ワークショップを企画します。このサイトへの掲載やSNS、チラシなどでどうぞご確認ください。

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