2023.11.6
『干柿づくり&農家見学』開催レポート
桜クリエでは、南砺市の名産『富山干柿』を学ぶ・作る・味わう『さくラボ』を2日間にわたって開催しました。この記事では、 11/4(土)に開催した『干柿づくり&干柿スイーツ』をレポートします!
当日は午前と午後の部いずれも8名様ずつ満員御礼となりました。この日の講座の特徴は『社会科見学』!・・・ということで、まずはこの秋桜クリエに完成したばかりの『柿ハザ』を見に行きます。
屋外で柿を干すための『柿ハザ』は、現在行われている機械乾燥が普及する前、南砺の原風景として市内各所で見ることができました。しかし現在では、一軒の農家さんを残すのみとなっています。当館は城端SAに隣接しており、遠方からもお立ち寄りが多いことから、この地の文化を知るきっかけのモニュメントとして、富山干柿出荷組合連合会のご協力のもと、伝統の構造そのままに建てられました。
(実際に柿を干すのは11月上旬~下旬ごろまでの期間限定です。)
『柿ハザ』の歴史や構造について、上記組合の組合長さんにお話を伺いました。組合長さんにはそのまま柿畑や、さらにはご自宅の作業場まで見学させていただき、貴重な機会となりました。
桜クリエに戻ってから、もちろん干柿づくりのワークショップも行います。持ち帰ってから皮をむいて干すだけ・・・にできるよう、「ひも結び」を1セット分仕上げました。組合の方にもお手伝いいただき、ざっくばらんにお話しながら、このあと美味しい干柿にするためのコツをしっかり学びました。
干柿をはじめとした南砺市の名産品は、『南砺の逸品』としてブランディングを進めています。桜クリエではその魅力に触れていただけるよう、今後も体験ワークショップを企画します。このサイトへの掲載やSNS、チラシなどでどうぞご確認ください。